eS-League

社会人アマチュアeスポーツプレイヤーを対象とした、企業交流のeスポーツリーグ「AFTER 6 LEAGUE」

2021.04.26
社会人アマチュアeスポーツプレイヤーを対象とした、企業交流のeスポーツリーグ「AFTER 6 LEAGUE」

eスポーツという競技に求められる「集中力」「戦略的思考」「チームワーク」「スポーツマンシップ」。
これらの能力は、企業で働く社会人とも親和性の高いもので、社会人の能力を活かせるeスポーツを通じて、これまで接点がなかった企業チーム同士とぶつかり合い、勝ち負けだけではなく闘うことで生まれる絆やつながりを大切にしていく職場とは異なる、定時以降の新たな「たたかい」と「つながり」の場、AFTER 6 LEAGUE。

今回社会人eスポーツリーグの舞台となったのは「リーグ・オブ・レジェンド」「ブロスタ」「APEX LEGENDS」「eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE」「PUBG MOBILE」の5つの部門。
それぞれ募集した企業数を大きく超え、厳正なる抽選の結果参加する企業が決定した。
eS-Leagueはウイニングイレブン部門の協力・担当させていただき、今までになかった企業の名を背負った社会人同士によるeスポーツの戦いに密着することとなった。

参加企業は以下の通り
● OK SELECT株式会社
● 株式会社講談社 ゲキサカ
● スターティアレイズ株式会社
● 学校法人ティビィシィ学院
● 株式会社テレビ新潟放送網
● 日本PCサービス株式会社
● 株式会社日立システムズ
● Re.road株式会社
※敬称略

PS4のシェアプレイ機能を使用したプレイ画面の共有、Zoomを使用したマッチングや実況の共有など時代に合った今どきの社会人を感じさせられる一面があったほか、
初回であるDay1では回線の不具合でシェアプレイが切れてしまうといったハプニングがありました。
そしてDay1のYouTube配信を見てZoomの共有画面も映ると知るとDay2より会社名やロゴの入った幕を用意したりZoom背景に会社のロゴを設定したりと、試合だけではなく、自社のアピールができて初めて勝利といわんばかりの社会人らしい対応力には目を見張るものがありました。

東京ヴェルディeスポーツチームさんのプロ選手からの目線でのプレイ解説も印象的で、サッカーに関する知識だけではないウイニングイレブンではどう動くべきかという解説が参加した選手のレベルアップに大きな影響を与えたように感じました。

逆に心残りとなった点は、「仕事の都合によりその日の参加を辞退する」というケースがあった事…なのですが、これも社会人リーグらしさがあったといえるでしょうか。

8チームによるH&A形式のリーグ戦、隔週月曜開催の計56戦と4ヶ月半に渡る長い戦いを制したのは「株式会社講談社 ゲキサカ」。
特に「KOH選手」と「のみさん選手」のコンビは圧倒的な強さを見せつけ、優勝へと導きました。


また、リーグ戦中に企業同士の繋がりもあったようで(詳しくは企業秘密とのこと(笑))、AFTER 6 LEAGUEの「たたかい」と「つながり」の場という目的も無事に達成!
リーグ戦の内容以外にも注目すべきところの多い稀有な大会だったと強く印象に残りました。
大会後もこの「つながり」が続いていくことを心より願っています。