eS-League

eS-League CHAMPIONS 3rdは2020年3月10日に最終日を迎え、The Worst Generation VFC(マレーシア1位 / Group B予選1位)とVinculum(日本7位 / Group A予選1位)が優勝の座をかけて戦った。
The Worst Generation VFCは決勝戦までに21得点を挙げているキャプテンのPratchaii選手の得点力が驚異的で、国内リーグでも上位入賞常連の強豪チーム。
対するVinculumは圧倒的な点差での勝利は少ないものの、相手の得点を0に抑えて勝利する試合が多く、攻めのThe Worst Generation VFCと守りのVinculumという構図が予想された。

1戦目に流れをつかんだのはThe Worst Generation VFC。開始8分に先制点を取ると、優勢を維持したまま3得点を挙げクラブの強みを見せる形となった。Vinculumも75分に1点を返し、ただでは終わらない姿を見せたが点差を覆すには至らなかった。
続く2戦目は一転し、攻撃力の高いThe Worst Generation VFCのシュートを僅か1本に抑えるVinculumの強さが表に出た試合となり1-0での勝利を飾るが、1戦目の失点が痛く合計3-2でThe Worst Generation VFCが3rdシーズンの王者に輝いた。

The Worst Generation VFCは現時点(2020年3月11日)で国内リーグ3位であり、eS-League ASIA CHAMPIONS 4th上位リーグ出場権はほぼ確実に手にしてくるはず。
2連覇することができるかどうか、王座から引きずり落とす新たな強豪が現れるか、次回の大会も盛り上がることは間違いない。